2022年10月9日日曜日

西洋美術館「版画で「観る」演劇」(大ポカあり)

 8日から始まった西洋美術館の企画展「ピカソとその時代」と、常設展の「版画で「観る」演劇」。版画の方のイベントで「ハムレット」のせりふを俳優が読む企画に応募したので、とりあえず版画展だけ初日に見に行った。土曜日は夜間開館なので、夜間に。


ドラクロワの「ファウスト」。ゲーテの肖像画。


この版画展でおそらく一番有名な版画「メフィストフェレス」。


以下、「ファウスト」から。




同じくドラクロワの「ハムレット」。






「ファウスト」のマルガレーテとか、「ハムレット」のオフィーリアとか、ヒロインのおっぱいを描くのが趣味なのか、ドラクロワは。

「ファウスト」はおっさんばっかりだけど、「ハムレット」は美少年ふうの絵がある。

そして、シャセリオーの「オセロ」。




最後にシャガールの「テンペスト」。


シェイクスピアの本。


版画の上に原作の中の有名なせりふが書いてある。

「ファウスト」。ミュンヘン五輪記録映画「時よとまれ、君は美しい」のタイトルのもとになったせりふ。


「ハムレット」。オフィーリアの死。


そして「オセロ」の有名な「緑の目の怪物」のせりふなんですが、


なんと、「オセロ」が「ハムレット」になってるやんけ。


英語はちゃんとオセロなのに。いや、その前にここは「オセロ」の版画のコーナーなのに。国立の美術館ともあろうものがこんないいかげんなチェックミスってあるの?

もうすでに誰か注意してると思うけど、これ、簡単に直せないのでは? 上から紙貼るか? だって恥ずかしいよ。「緑の目の怪物」って「時よとまれ」と同じか、それ以上に有名だよ。