2014年8月2日土曜日

これは知らなかった「新しい学力観」

http://toyokeizai.net/articles/-/44110


「振り返ってみると、きっかけは1989年改定の学習指導要領で、「新しい学力観」と言いだしたことだったと思います。それまでは、テストを受けて点数が高ければ、満点を取りさえすれば、相対評価で5がつくのが一般的な常識だったでしょ。ところが、その常識が崩れたんです。
たとえば満点を取ったA子さんと80点のB子さんがいたとします。そこで、B子さんのほうに5(の評価)がついて、A子さんに4がつくなんてことがザラに起き始めたんですよ。
何が起こったかと言うと、(授業への)関心・意欲・態度が評価項目の最上位にきて、それまで重視されていた学力の技能、得点力が最下位に位置づけられるようになったのです。
当時、文科省はそれをメディアに発表していなくて、当然、メディアもまったく報じない。だから、現場は大慌てですよ。塾などからは、テストの点はいいのに3しか取れないなどと、電話の問い合わせがいっぱい入ったり。」


先生の目を気にするようになり、先生に反抗すべきでないと思う若者が育ち、大人になるのに必要な反抗期を経ていない若者が今、大学に入ってくるようになった、ということです。
そうなのか。
しかし、これだと、学力というものが評価されず、そのままAO入試で大学入って、という具合に、日本人はますますバカになるのでは?
そして、小保方みたいに調子のいいやつが無能なまま、世の中をいつのまにか牛耳っているという。
日本、終わりか?