2018年9月29日土曜日

9月29日の記事の削除

9月29日に「ネット上のある「論争」」という記事を投稿したが、その後、書いたことが大幅に間違っていたことに気づき、削除した。
削除したのは10月下旬で、今はもう11月上旬だが、日付は9月29日で投稿する。

この件について、私は当初から、客のAさんについて、あまりよい印象を持っていなかった。
それでも、AさんとB店長のいさかいは双方の支持者が火に油を注いだ面が大きかったので、AさんもB店長も悪い人ではないが、まわりが騒いでこうなった、と考えていた。
しかし、削除した記事を投稿した頃、最も大きな燃料投下をしたAさんの支持者CさんがB店長に謝罪の申し入れを模索していたことがわかり、10月に入って、Cさんが直接店に出向いて謝罪したとの報告があった。
Cさんは9月中旬に店に大きな被害を出すことになるツイートをし、それについてはその直後から削除するようにとの助言があちこちから出ていたが、Cさんは何もしなかった。が、それが半月後に突如の謝罪。これには無理やり謝罪させられたとの憶測がAさん側から出たが、Cさんはきっぱり否定。それが面白くなかったAさんは、今度は怒涛のツイートで副店長に謝罪を要求。それと同時に、Aさんの支持者たちがこっちが謝ったんだから向こうも謝れの大合唱(支持者たちはB店長とその支持者からひどいことを言われたのは事実だが、これは双方が言い合っていたので、Aさん側だけが一方的に言われたのではない)。すると、今度はB店長と支持者がAさんサイドに謝れと言いだした。
そんなわけで、Cさんは結果的に新たな燃料投下をしてしまったのだ。こっそり問題のツイートを消すだけにしておけばよかったのだ。
Cさんはその後、ツイッターでは沈黙していたが、10月下旬になって、謝罪の経緯を書いたブログを発表した。それによると、B店長は謝罪に訪れたCさんに対し、自分にも非があったから何らかの形で謝罪の表明をしたい、みたいなことを言ったらしい(Cさんの見方ではそう聞こえたので、実際は違うかもしれない)。ところがいつになってもB店長が謝罪しないので、そのことをブログに書いた。そして、自分のツイートは完全に間違っていたが、Aさんは1ミリも間違っていない、と書いた。その後、Cさんはツイッターを再開した。
そもそも、私がこの件に興味を持ったのは、実は、Cさんのことでだった。
私はAさんもB店長もこの件を知るまではまったく知らなかった。B店長はユニークな店を経営しているということで、本も出ているくらい有名だし、Aさんも実はツイッターのある界隈では有名人だったようだ。自分は有名だから女性だとわかるはず、という考えで、AさんはB店長が女性にからむ人と思い込んだようだ。
実際はAさんがタバコの煙のことで店の名をあげてツイートし、エゴサーチが好きなB店長がリプライ、以前、フェイスブックに書いた文章へのリンクを貼ったのを、自分への攻撃と考えたAさんが反発、B店長はいきなりリプライしたことを謝罪したが、その謝罪もAさんは攻撃と考え、結果、B店長が反発、以後、支持者や野次馬を巻き込んでの騒動になったのである。
削除した文章では、Aさんは、知らない人からリプライされるのは、たとえ「ご来店くださってありがとうございます」でもイヤ、と書いていたので、そういう理由で反発したのかと思ったが、実際はAさんは有名ツイッタラーで、それならいきなりのリプライなんてよくあるに違いない。Aさん自身もいきなりのリプライを平気でしているらしい。
そして、AさんはB店長への攻撃のブログを書き、多数のアクセスがあり、その記事に課金する人たちのおかげでお金を稼ぎ、旅行に出かけたそうな。
削除した記事を書いたあと、Aさんについてのイメージがかなり悪くなった。B店長とその支持者にも問題があるが、こっちは特にイメージが変わっていない。
AさんもB店長もあまりかかわりあいになりたくないタイプだし、この件に注目しなければ存在も知らなかったのだが、B店長に謝罪したが、今度はB店長の方が謝罪しないことを責め、Aさんは1ミリも悪くないと書いたCさんは、以前、ツイッターをロムっていた人の1人だった。リベラル派で、よいことを書いていると、最初は思ったのだが、ある時期からこの人は間違ったことをよく書くが、絶対に訂正しない、と思うようになり、ロムるのをやめた。
一方、B店長の支持者で、最も問題があったDさんは以前から知っていたが(有名人だし)、この人は最初から好かんかったので、ロムしていなかった。今回の件でも、他人を罵倒するのが得意なDさんが出てきたのがまずいと指摘する人は少なくない。
Cさんに関しては、間違ったことを書いても訂正しない、と思っていたので、B店長に謝罪したときは驚いた(もともと、この件に興味を持ったのは、あのCさんがやらかしたのか、やっぱりね、と思ったからだった)。
そこで少しは見直したのだが、結局、B店長が謝罪しない、Aさんは1ミリも悪くない、と書いたことで、元の印象に戻ってしまった。
Aさんが1ミリも悪くないのであれば、B店長が謝罪したら、B店長が100%悪くなり、Aさんはまったく悪くないということになる。CさんはB店長が謝罪できない状況を作ってしまった(まあ、B店長も謝罪する気はなかったと思うが)。
しかし、発端は、まず、B店長がエゴサーチしてリプライしてしまったこと、そして、それに対し、Aさんが過剰反応し、B店長の謝罪も謝罪と認めず、B店長を攻撃し始めたからだ。
B店長は一度、謝罪しているのである(その後の経過で謝罪取消になってしまったが)。
そして、Cさんも、謝罪すると言ったのにしないとB店長を責めたことで、Cさんの謝罪も事実上、取り消された。Cさんは自分の謝罪の見返りを求め、それを果たさないB店長を責めることで、自分の謝罪を帳消しにし、自分が再び100%正しくなった、と、私には見える(ツイート自体の誤りは認めたが、認めたので正しくなれたのだ)。
B店長のよくないところは、立ち位置が中途半端なところだが、私はどうも、こういう人をかばいたくなるのである。
AさんとかCさんとかDさんは自分が100%正しいと思っていて、立ち位置がはっきりしている。だから強い。が、B店長のような人は自分を100%正しいと思えない。だから最初は謝罪していたし、Cさんにもリップサービスみたいなことを言ってしまったのだろう。しかし、立ち位置がふらふらしているから、あっちにも寄り、こっちにも寄りみたいになり、結果、悪い印象が生まれる。もともと露悪的なツイートをするタイプでもあるようなので、余計だ。
私は自分が100%正しいと思う人は嫌いである。Cさんをロムらなくなったのはそのせいだと今にして思う。
CさんはAさんとは違い、リベラルな活動をリアルな世界でもしているようで、まともな支持者も多い。今回、私がまともだと思っていたツイッタラーやフェミニストは誰もAさん側につかず、静観していたのが印象的だった。