2018年11月18日日曜日

「ボヘミアン・ラプソディ」ドルビーアトモス

「ボヘミアン・ラプソディ」は公開直後からあちこちのテレビで取り上げられているようで、土曜日のシネコンは大盛況。先週土曜の100%以上の客入りを記録した。
先週土曜日は日本橋のTCXのスクリーンで見たのだけれど、同じ日本橋のドルビーアトモスの方が入りがいいので、ドルビーアトモスでも見てみたい、と思い、またまた土曜日に出かけた。
見た回はチケットはソールドアウト。満員御礼。
前回は両隣シニア夫婦だったが、今回は両隣が若いカップル。どちらも20代からシニアまで年齢が幅広いし、男女両方いるけど、女性の方が多いかな、という感じ。

で、初体験のドルビーアトモス。料金は200円増し。
しょっぱなの20世紀フォックスのファンファーレがエレキギターなのだが、通常版音声だと気の抜けた音だったのに、アトモスだと決まっている。
ただ、全体にサラウンド感がないし、クライマックスのライブシーンで大きい音になるとひどい雑音が聞こえるのががっかりだった。
うーん、これなら通常版でよかったかな。
アイマックスをやっているところもあるが、アイマックスでも音はそれほどよくないという話も聞く。映像はすごいのだろうけど。

で、さすがに2度目は最初ほどは感動しなかった。
リピーターになった「君の名は。」、「空海」、「カメラを止めるな」は二度目以降も感動したし、常に新しい発見があったが、「ボヘミアン・ラプソディ」はそこまでの映画ではなさそうだ。
でも、「きみが本当の自分を見つけたら会おう」(のちにフレディのパートナーとなる男性のせりふ)とか、「俺が何者であるかは俺が決める」(フレディ)といった、刺さるせりふがいくつかある。
フレディの自分探しのようなストーリーになっていて、そこが刺さる人もいれば物足りない人もいるのだろう。
メンバーがけんかして、「コーヒーマシンはやめろ」と叫ぶシーンでは2回とも客席から笑いが。
フレディが猫に向かって「批評家め」というシーンがあるが、猫がかわいいのもこの映画の好きなところ。
ネットには絶賛の文章がいろいろ出てきているようで、やっぱり人の心に刺さるものがある映画なのだと思う。
次はTOHOは6回見たら1回タダの回なのだけど、どうするかなあ。