2025年5月30日金曜日

コメがなければ

 ありがたいことに、今はマリー・アントワネットの時代じゃないので、コメがなければパンや麺類を食べればいいじゃない、で、みんな乗り切っている。しかし、「パンがなければお菓子を」って、彼女が実際に言ったわけじゃないのに、いつまでも言われて迷惑だよね。

私は新米の無洗米以外買う気がしないので、買えなくなったらパンや麺類になるだろう。実際、毎朝食べる納豆たまごかけごはんの代わりに、ゆでたうどんに納豆と生たまごをかけて食べることを考えているのだが、コメがまだあるので実行していない。やってみたらごはんよりおいしいかも。

しかし、なんでもかんでも値上げラッシュで、携帯の料金も値上だと。しかも、いくらになるのか知らせない。緊急以外使わないんだから安いのに替えようかな。

というわけで、今週前半は久々、近所の公園へ。このところ天気が悪くて写真もイマイチ。ポピーはそろそろ終わりかなという感じ。




ゴッホのカラスのいる麦畑を思い出す。カラスがやたら多くて怖かった。


白い蝶。





アジサイは庭園のようなところはまだあまり咲いていなくて、住宅街の方が咲いている、と聞いていたが、ほんとうだった。公園内のアジサイはほとんど咲いていなかったが、住宅街はこのとおり。



本土寺の花ショウブを無料のうちに見に行きたかったが、本土寺はアジサイはまだまだ、花ショウブはもっと遅れているとのことで、今年は無料で見るのは無理そう。アジサイが見ごろになると有料になるのだ。

2025年5月27日火曜日

年3300円は高いのか安いのか&さらば上野のペリカン

ガス料金の支払いが、紙で支払う方式だと7月から月に275円とられる。クレジットカードか銀行振替にすれば0円なのだけど、どうするか迷う。

月に275円だと年に3300円。これは高いのか安いのか。

私は光熱水道費はすべて紙で支払っている。水道は紙でも手数料取られないし、電気も私の契約では紙でも手数料は取られない。取られるのはガスが初めて。どうしよう。

できるだけ口座振替やクレカ払いはしないようにしている。やっぱり自分で払う方が意識が高いし、口座やクレカ情報が流れる恐れもない。

だって、去年、某ガス会社の関連会社から顧客情報が大量に、ということがあったではありませんか。実害はなかったようだし、氏名とマンションアパート名くらいしか流出はしなかったようだけど、でも、これだけでも怖い。

私は株はまったくやってないけど、ありとあらゆる証券会社を名乗る詐欺メールがひんぱんに来る。株をやってないので証券会社とあるだけですぐに迷惑メールにするが、このほかクレカ会社とか銀行とかその他ありとあらゆる企業名を名乗る詐欺メールが大量に来る。どこにもメールアドレスを教えてないのですぐに迷惑メール報告。

つまり、できるだけネットでの取引をしない方がいいし、またクレカの番号や口座番号はなるべく教えない方がいい。

となると、やはり年に3300円は安心料としては安いかもしれない。領収書が紙で手元に残るのもいい。

話変わって、

朝、上野動物園のHPを見たら、モモイロペリカンが6月4日に多摩動物公園へ移動することがわかった。

上野動物園では鳥インフルエンザでモモイロペリカンは夏から秋にかけてだけ公開され、それ以外は非公開の室内エリアで飼育されていたが、狭くて動物の環境として悪いということで移動になったようだ。現在は公開されていないので、もう上野では見られない。鳥インフルのせいでほかにも非公開になっている鳥はいるし、卵の値段は爆上がりだし、困ったもんだ。

上野動物園ではモモイロペリカンは不忍池で飼育されていた。これは2018年春の写真。シャンシャンで園へ行き始めた頃。飼育員が餌の魚をまくと、カワウが集まってきて、ペリカンと餌の奪い合いになるのだ。これが面白くて、この頃はペリカンの写真をけっこう撮っていたと思う。


その後はいそっぷ橋を渡るときに遠くから撮ることが多くなった。そして、鳥インフルのせいで、見られること自体が少なくなってしまった。

これはたぶん、最後に撮った写真。2024年10月4日。


私が撮るとモモイロに見えないのだが、多摩へ行くと人工の池になるのかな。上野は動物がどんどん減っていく。2018年春の頃の写真を見返したら、今はいない動物が次々と出てきた。

2025年5月23日金曜日

汐留のルドン展&上野激混み

 昨日から山手線がえらいことになっていて、それでも予定通り、今日は汐留美術館のオディロン・ルドン展を見に行った。

山手線の東側は京浜東北線もあるので、特に混雑している感じではなかった。お昼過ぎに新橋に着いて、パナソニック汐留美術館へ。



ここは写真撮影禁止だけれど、ルドン展は非常に見ごたえがあった。幻想的な絵やシュールな絵もあれば、風景や花の絵もある。ル・コルビュジエ展のときは狭いところをくねくね歩く感じだったが、今回はわりと普通にいくつかの部屋に絵が展示してある。狭いわりには点数も多く、入場料が安いからお得感抜群。ただ、小さい絵が多いので、みんな絵にはりついていて、しかも説明を全部読むのね。説明の前に人だかりで絵の前はあいていたり。私は説明はあまり読まないで絵に集中するのだが、説明を読む人が邪魔で絵が見えないとか、困る。

汐留美術館所蔵のルオーの絵との比較の部屋もあり、なかなか興味深かった。

あと、西洋美術館で見た記憶のある絵が2枚あったのだが、版画なので、同じものがあちこちにあるのかもしれない。

この前同様、西洋美術館とハシゴしようと思い、上野へ向かう。この旧新橋停車場の博物館も見たいのだが、また今度、と思って上野へ行き、激しく後悔。こっちを見ればよかった。



おーい、お茶ミュージアムなんてものもあります。


上野駅に降り立って驚いた。ものすごい人。上野駅前にこんなに人がいるのを見たのは初めて。中学生の団体やら旗持った人についていく親子連れの大集団とか、それ以外にも大勢の人が動物園方面から押し寄せてくる。文化会館前の広場は人でいっぱい。コンビニで買ったパンを食べようとしても座るところを見つけるのが一苦労。

こんな具合だから西洋美術館はチケット売り場が大行列。こんなに並んだの初めて。でも、なんとか常設展の無料チケットをゲット(科学博物館や近代美術館みたいに無料の人は入口で証明書見せるだけにしてほしい)。

3月に来て以来だけれど、展示が少し入れ替わっていた。これは今回初めて見た、企画展のサンディエゴ美術館所蔵の絵。


これも今回初めて見たような。



小企画展のエマーユ展をもう一度見たかったのだ。梶コレクションを寄贈した梶光夫氏の出した本。サイン入りは売店で売ってます。




この前載せたのとは違うものを。







1階へ降りる。


写真撮影は可だけどSNSに出すのは不可、という絵が多い。ピエール・ボナールのこの絵はOK。ルドン展の方にはルドンが描いたボナールの肖像画があった。


人が多いし、足が疲れたので1時間ほどで退散。上野始発の電車が来るホームへ行ったら、中学生の団体が並んでいるので、団体がいないところまで移動した。上野駅前は帰りもすごい人だった。何かイベントがあったのだろうか。

絵葉書は買わない、と決めていたのに、ルドン展で2枚買ってしまった(安かった)。ルドンの「ペガサス」と、ギュスターヴ・モローの「オルフェウスの苦しみ」。モローの絵はルオーの部屋にあったもので、汐留美術館所蔵。本物は絵の具の盛り上がりがすごい。ものすごく気に入ったので、これは買いたいと思い、1枚では恥ずかしいので「ペガサス」を買った。ルドンは岐阜県美術館の絵が多数来ていたが、これはひろしま美術館所蔵。


ルドン展もエマーユ展も6月上旬までかと思って急いで行ったけど、6月中旬から下旬までやっている。どちらもおすすめです。ルドン展は土日は要予約。平日はそれほど混んでません(水曜定休なので注意)。

わずか9か月で壊れたリュック

使い始めてまだ9か月だというのに、ふと見ると、リュックの底の部分がこの状態。


反対側もこのとおり。


去年の8月までは別のリュックを使っていて、それが壊れたので、こちらにしたのだが、これまで使っていたリュックは5年以上は使えていたのでショック。前のリュックだって背中のクッションがゆがんだので処分したが、それ以外はまったく大丈夫だった。

買ったのは3年くらい前で、5000円くらいのが半額になっていたのだが、布がこんなふうに切れてしまうなんてだめだよね。

こちらは同じ頃にロフトのバーゲンで2000円で買ったリュック。定価は不明。背中の部分を見ると、肩にかけるものの取り付け方が違う。こういう造りになっていないといけなかったのだ。


たまたまバーゲンのリュックを買ってあったからすぐ使えるが、次はこういうところをきちんと見て買おう。

2025年5月22日木曜日

今は1000円が貴重

 月曜日は上野動物園と汐留美術館をハシゴしようと思ったのは、もちろん、交通費の節約のため。まあ、上野でいろいろ見ちゃったので汐留はまたの機会になってしまったけど。その前の上野動物園と旧古河庭園のハシゴも、やはり交通費の節約のため。

東京都が水道料の基本料金を4か月とらない方針を打ち出したが、やっぱり東京都に住むメリットはいろいろあると思う。70歳になるとわずかな金額でバスに乗り放題とか。

もっとも、郊外だと鉄道は有料なので、メリットは少ないかもしれない。でも、ちょっとそこまで、でもバス代往復400円かかるところ、無料なのはありがたいだろう。

23区のすぐ隣の某県某市に引っ越したのは、非常勤講師をしていた3つの大学への通勤が便利なのと、谷中の猫に会いに行きやすいというのがあった。いくら将来的には都内が有利と思っても、高尾の方とかは無理だった。

今はどこに行くにも往復1000円以上かかる。だから遠出は控えるようになってしまう。

駅が2つ先の銭湯に行きたいと思っているが、そこへ行くと交通費と銭湯代で1000円近くになってしまう。コロナ以来、プールに行っていないが、プールへ行けば交通費とプール代がかなりの金額になる。

谷中に大好きな地域猫がいたときは週に2回は谷中に通っていたが、交通費がばかにならなかったし、いろいろな映画のリピートであちこちの映画館へ行ったときも交通費は相当かかっていた。シャンシャンがいたときは上野動物園へもよく行っていたが、谷中とセットだったとはいえ、やはり交通費が。

今は谷中の愛する猫もいなくなり、映画も減らして、交通費を節約している。でも、それも人生の楽しみがなくなるのだなあ。

月曜の上野動物園、12時半くらいに着いてまずシャオシャオを見て、それからレイレイに並んで見て、そしてまたシャオシャオに戻ったのだけど、部屋でシャオシャオがでんぐり返っている写真が、手前の竹にピントが合ってしまってボケボケだった。



その後、ネットで毎日パンダ氏のブログを見たら、そのでんぐり返りのくっきりした写真が出ていた。毎日パンダ氏はその後、レイレイの方へ行ったので、私が見た大庭のシャオシャオは見ていない。私がシャオシャオのところを去ったあとに、またシャオシャオを撮影していた。

2025年5月20日火曜日

月曜開園の上野動物園へ

 19日は月曜だけど、上野動物園の開園日。天気は曇りで気温も涼しい。先週、大庭シャオシャオを見られるかと思って園へ行ったが見られず。でも、この天気ならきっと見られると思って出かけた。

2月上旬から3か月、年間パスポートがなかったので園へ行っていなかったが、その間にシャオシャオがかつてリーリーがいた大庭に移動。そして先週からシャオシャオが自由観覧になったので出かけたのだけど、行ったときは気温が高いせいか室内だった。それで旧古河庭園のバラを見に行ってしまったのだが、上野のパンダは5月に入ると暑さのせいで室内が多くなってしまう。なんとか涼しい日に、と思っていたら、19日は涼しく、しかも月曜開園なのですいているはず。

行くと、シャオシャオは大庭にいた。が、妹レイレイの部屋の入口にいる。かつて、リーリーが妻のシンシンの部屋の入口にいたのと同じ格好。うーむ。


その後、近くの岩のところで寝てしまった。


シャオシャオは並ばずに入れたが、レイレイは待ち時間30分。待機列から見ると、庭をうろうろ。お風呂に入る。




ようやく順番が来たら、部屋に入ってうろうろ。そのあと、また庭をうろうろ。見えない場所にいることが多くて、あまり見られなかった。



もう一度、シャオシャオのところへ。部屋をうろうろしていた。


大庭の前で出てくるのを待つことに。大人のリーリーがいたときとは変化していて、子どものシャオシャオが無理なく庭を使えるようにしているようだ。


出てきたけど、すぐに部屋に戻る。そのあと、飼育員が餌の準備。





出てきたシャオシャオ、ハンモックの前を通り、洞窟の上でタケノコをかじる。




降りてきて、洞窟の前でおやつを。ニンジンとパンダ団子。





おやつのあとは部屋で主食の竹を。


リーリーは大庭をぐるぐる歩き回っていたので、広範囲から見られたが、シャオシャオはそうはいかないようだ。坂を駆け上がったり、降りてきたりも見られそうにない。サービス精神旺盛だったリーリーがなつかしい。シンシンも、庭でどっしりと構えていたのがなつかしい。

コビトカバの親子。






小獣館のマヌルネコ。同居中の2頭。



別の部屋のマヌルネコと、地下のマヌルネコ。



先週は見損なったレッサーパンダ。飼育員から餌をもらっているが、ガラスの映り込みがひどい。





最後にもう一度、シャオシャオ。後ろ向きで食事中。前を向くのを待っている人が後方に何人もいたが、もう十分見たので、ここでお開きに。


大庭シャオシャオが見られそうになかったら、汐留美術館へ行く予定だったけれど、ちょうどうまい具合に大庭のシャオシャオのいいところが見られた。でも、サル山のサルが見られないし、カンガルーはよそへ行ってしまったし、で、何か物足りない。公開を中止している動物も多い感じ。久々にアイアイの森に入ったが、ものすごく暗くなっていてびっくり。前は明るいエリアもあったのだが。