2024年4月21日日曜日

なんだかなあ

 「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」大好きだったのに、例の滋賀県の万引き誤認逮捕以来、この映画自体があまり好きでなくなってしまった。

例のH堂の経営する商業施設のスーパー、グーグルマップの批判は消しまくるわ、Xへの批判コメントはブロックしまくるわ、おまけに「いなり寿司を渡した男性が悪い」というコメントにいいねするわで、燃料投下しまくってます。

でも、この件、その後話題にならず、ネットで少し騒がれてる程度で、おそらくそのまま忘れられるでしょう。

これが首都圏の大手スーパーだったらこの程度ではすまないと思うのだが、H堂は滋賀県では最大手で、格上の京都にも店を出しているので滋賀の誇り、なのだろうなあ、あの映画の扱いからしても。そのローカルな大手の悪い面が出てしまっているのか、自分たちは悪くないと思っているのを世界に発信するのってどうよ。

そして、滋賀県警とのつながりも深いので、それで警察はスーパーの言い分を鵜吞みにして82時間も自白しろと拘束したのか???

Xにはいなり寿司を渡した男性のせいで警察もスーパーも迷惑と書く人もいて、おそらくスーパーはそう思っていて、滋賀県民もそっちの方なんだろうか。なんとなく、騒いでるの、県外の人のような気がする。

裏では一応、謝罪したり、慰謝料払ったりしてるのかもしれないし、おばあちゃんも騒いだあと、まずかったとなってるのかもしれないけど。(でも、問題になってしかるべき事件なんだが。)

でも、結局、映画も、「差別をしないのがサイタマイズム」とか言いながら、現実の埼玉県には外国人差別の問題とか、それ以外にもいろいろ旧態依然の悪いところがぼろぼろニュースやネットに出ていて、やっぱり埼玉、と思ってしまうことが多くて、残念きわまりない。

権力と戦う埼玉、滋賀、という映画のストーリーが、現実に裏切られていくのが、映画のファンとしてつらい。

いろいろ考えると、「翔んで埼玉」第3作はないかもしれないな。

というところで、口直しにブロッコリーの花の写真を。

なんとなく追記しちゃおう。


実は、インボイスとかが最近、突然、来たのですね。

私はもう評論も翻訳も仕事がなくて、非常勤講師の給与所得以外はない状態。

なので、インボイスは関係ないや、と思っていたら。

先日、CDを売りにお茶の水のディスクユニオンへ行ったら、インボイスかどうかを聞かれたのです。

へえ、そういうのも関係するのか、と思ったけれど、インボイスは関係ないので、そのまま。

が、そのあと、某出版社から、インボイスについての問い合わせがあったのです。

何か知らんけど、インボイスにしてるかどうかの解答を要求された。

その解答が、するかしないかの2択。未定はなし。

しかも、しないなら理由を書けと。

この出版社、ある本の解説の印税が時々払い込まれているだけで、それ以外の仕事はいっさいしていないところなのです。

正直、この出版社、かなーり長いつきあいなのに、そしてリーディングをかなりやったのに、ついに翻訳を出させてもらえなかったという、そういうところなんだけど、なんだ、このウエメセは(怒り)。

まあ、電子書籍の印税が年に600円とかそういうところなんで。

それにしても、インボイス、いろいろ問題があるようですが、インボイスにしない人は仕事を失うという事態が予想されていて、確かに、映画雑誌とか、なんか、毎回同じ人が書いてるな、執筆者少数固定みたいなところもあって、これも実はインボイスのせいなのかもしれないなあ、と、思ったのであります。