2020年1月11日土曜日

「フォードvsフェラーリ」IMAX

金曜は「フォードvsフェラーリ」を見に、ユナイテッドシネマ松戸へ。
例によって行きは35分歩き、帰りはバス、という予定だったが、水曜の夜に突然、足の甲が痛くなった。
元日に夢の島のプールへ行ったとき、新木場駅で足をくじいたのだけど、それは2日くらいで痛みがなくなり、ああ、よかった、と思っていたら、え、なんで、という感じで、くじいた足の甲が痛くなった。今回は別にくじいてもいないのに。でも調べてみたら、やはり元日のくじいたのが遠因のようで、足をくじくと痛くなる場所とのこと。靭帯損傷なので、治るのを待つしかない。
で、ユナイテッドシネマ松戸。予約したときはまだ痛くなる前。
「フォードvsフェラーリ」は通常上映はどこも小さいスクリーンなので、交通費がほとんどかからない松戸ならIMAXで見てもお得。だからここにしたのだけど、この痛い足で歩くのか?
でも、バスでもバス停まで徒歩10分、それからバスに10分乗り、降りてから徒歩10分。
経験からして、こういうのは最後の徒歩10分がきつくなる。むしろ、35分、というか、痛いので45分くらいかかるかもしれないけど、歩き続けたほうが楽。
ということで歩きました。途中、いつもはないトラップ(工事中)があったりしたけれど、40分で着けた。



予想してたけど、ガラガラでした。
IMAXレーザーなので映像はきれい、音響は迫力、ですが、小さいスクリーンではやっぱりいやだけど、かといってIMAXだからすごい迫力ってわけでもなかったなあ、と。
「ラッシュ/プライドと友情」が好きだったので、期待したのだけれど、まあこんなものか、という出来栄えでした。
そもそもフォードがフェラーリに勝つなんてどこが面白いんだ、フェラーリ買収に失敗したからルマンで勝とうとするとかさもしい、とか感じてはいたのですが、さすがに大企業フォードがフェラーリに挑戦では話にならないと思ったのか、主人公2人がフォードの上の方の人に苦労させられる話、になっています。
フォード社長はレースの最中にヘリに乗ってどこかへ行っちゃうのに対し、フェラーリ社長は自社の車がすべてリタイアしても最後までレースを見続け、主人公に帽子をとってリスペクトを示す。
というわけで、フェラーリに挑戦というよりは、フォードのお偉方との戦いになっているのだけど、調べたら史実を変えてまでしてこの対立を強調しようとしてるみたいで、見ている間のもやもやの正体がわかったような気がしました。
本当に対立を描くんだったら、あの結末はないというか、結末は史実どおりなのだけど、あれだとお偉方との対立は何だったの?という感じ。主人公たちとお偉方って、それほど対立してたわけではないのでは?とか。
この映画は4DXのスクリーンXで見るのが一番迫力があるそうだけど、ドラマ部分に目をつぶってレースシーンを楽しむならそうだろうと思います。

シネコンが入っているショッピングモールは金曜からバーゲンが始まっていましたが、シネコンもガラガラだけどモールもガラガラ。やっていけるのだろうか。
ロフトでカレンダーが3割引きになっていたので、まるちゃんカレンダーの卓上を買いました。壁掛けは去年買ったけれど、卓上は今年はいいかと思いましたが、3割引きで最後の1つだったので買ってしまった。
帰りは無理しないでバスにしましたが、ユナイテッドシネマ松戸で映画を見ると、ショッピングモールを出た瞬間に完全に日常になってしまうので、それが惜しくてモールの中でぐずぐずしてしまいます。電車に乗っていくシネコンだと、最寄駅に着くまでは日常ではない、どこかに出かけている感覚なのだけれど。