2025年8月31日日曜日

今日から新米、そして、ゼロエミポイント

 去年、コメが全然なくて本当に困っていた8月下旬、千葉県産の新米、ふさおとめが税込み3000円弱で売っていて、すぐに購入。食べてみたらおいしくて、もっと食べたいと思ったけれど、5キロを使い切る頃にはふさおとめの姿は店頭から消えていた。

それから1年、備蓄米やブレンド米は3000円以下に下がってるけど、無洗米がない。あきたこまちなどの銘柄米は全然、値段が下がらない。5キロで税込み5000円近い。そろそろ千葉県産の新米が出るだろうなあ、と思っていたら、ふさおとめを発見した。

無洗米5キロで税込み4500円弱。去年の1.5倍ですよ。5キロで7800円の新米がある? 知らんがな。

それでも去年産のあきたこまちよりは安いし、ふさおとめ、もう一度食べたかったから迷わず購入。今朝から新米。


東京以外では全然話題になっていないと思うけど、東京都は今、ゼロエミポイントという家電が激安になるキャンペーンをやっています。ビックカメラの宣伝。(10万円引き、は、下の表の一番上の場合ですが、これは使ってるのが15年以上のものを買い替える場合で、普通はその下になるようです。)


対象は省エネのエアコン、冷蔵庫、LED照明ですが、65歳以上の都民はさらに激安に。(上の画像の下の表の1番目の人だと大差ないですが、2番目と3番目の人で65歳以上だとこうなる、という話です。)


ビックカメラはエアコン買い替えだとさらに3万円引きとかやってますが、ヨドバシなど他の家電量販店も同じようなのをやってます。また、このゼロエミはアマゾンなどでもやっているらしい。

東京都は2か月分の水道料金基本料無料にしたときに、ああ、都民は優遇されてるなあ、と思いましたが、ここに来てこの大盤振る舞い。

東京都に31年住んだけど(北区1年、文京区30年)、私が都民だったときは都民優遇の恩恵は1つもありませんでしたね。小池都知事になってからだよね。

千葉県知事が苦言を呈したみたいだけど、Xでゼロエミ検索すると、政党や政治家が自分たちの努力でこれが実現しましたとほざいているのばかり出てくる。やっぱり都ファと自公が有利になるためなのだろうし、家電業界との癒着もあるのでは?という声もある。

もっとも、すべての都民が喜んでいるわけではなく、むしろ、都民間での不公平感もあるようだ。

特に、65歳以上への大盤振る舞いに対して、高齢者優遇の不満が出てる。64歳以下でも優遇はあるけど、差は大きい。

もともと、都は70歳以上は都営の交通機関と私鉄のバスなどは無料に近い安いパスが発行されるので、都バスは無料の高齢者ばかり、暇だから始発から終点までバスに乗る高齢者が多い、とかいう批判があるようだ。

ただ、これも23区内に住むお金のある高齢者が有利で、郊外の高齢者は自宅からのバスは無料でもそのあとは有料の私鉄やJRに乗らねばならず、行先の駅からのバスは無料だとしてもお金は相当かかる。それでも近くに大きなスーパーがなくて駅までバスに乗らないといけない高齢者にはありがたいだろうけど、23区内の金持ち高齢者は全部バスですませて無料や半額の施設を見て楽しく老後をすごせるけど、郊外だとそうもいかないから不公平感はあるのではないかと思う。郊外の古いURに住むのはお金のない高齢者ばかりなのだけど。

結局、他県よりはお金のある都内の高齢者が優遇され、さらに23区内に住むお金持ちの高齢者がものすごく優遇されている、という印象はぬぐえないね。で、23区内のお金持ちの高齢者が高い税金を払ってるかというと、そんなことはなく、働かなくても暮らせるから住民税ゼロだったり安かったりするみたい。若い頃は他県に住んでお金を貯め、年とって23区内にマンション買って無職で悠々自適、なんて人が勝ち組なのか? 働き盛りに都内に住んで、年取って近県にマンション買った人は損?

自分も高齢者なのだけど、お金のある高齢者が優遇されていると感じさせてしまう事例があるから若い世代の反発があるわけで、このゼロエミもまたそういう感じになっている気がする。

もっとも、65歳以上の都民がすべてゼロエミで得するわけではなく、エアコンや冷蔵庫が新しい人は恩恵ないし、これから買うにしても65歳以上の優遇は省エネが星3つ以上のものなのでもとの価格が高い。確かにこれを利用すれば、安いエアコンの値段で高いエアコンが買えるのだろうけど、得をする人はやはり一部なのだろうと思う。

また、設置なしでの購入が可能なので、都民が安く買って都外の人に転売が可能、ということで、すでに転売ヤーが暗躍してるって話もある。

エアコンとか冷蔵庫とか、これからだんだん売れなくなり、特に高いのは在庫が余るので、家電量販店はウハウハ。結局、政治家の人気とりと家電業界への忖度なのか、と思ってしまう。

2025年8月30日土曜日

2006年の釧路

 最初のデジカメ買ったのが2005年11月だったので、そのあとの写真を見れば釧路の写真があるのでは、と思って探したら、少し出てきた。当時はホッケーの写真を撮るのに夢中だったので、風景写真はあまり撮っていない。

釧路は1980年代末から訪れていたのだけれど、ホッケー観戦で初めて訪れたのが2006年3月。往復航空券とプリンスホテル1泊のセットで、2泊目以降は自由、というのでいつも出かけていたので、これはプリンスホテルの部屋から撮った釧路市役所の屋上。「くしろよろしく」と回文が書いてある。駅の建て替えに伴い、市役所も駅前に移転するとか、昨日見た動画にあった。今は港の近くにある。


日本製紙クレインズのラッピング・バス。釧路駅前のバス乗り場にて。



同じく3月。釧路ロイヤルインから見た駅と教会。


右側奥の高い建物が東急イン。まだルートインもスーパーホテルも東横インもない。廃墟として紹介されているビルもまだきれい。


釧路湿原を通る冬の湿原号に乗る。


機関車の向きが反対に見えるけど、これでも前に進めます。シャッターを切った瞬間、この親子が入り込んでしまい、もう一度、誰もいない状態で撮ったけど、人が入っている方がいい写真。この親子も今はいい年だろうなあ。


終点の茅沼駅。


半年後の10月。釧路港にあるフィッシャーマンズワーフ。80年代末に初めて訪れたときが開館した年だったと思う。いろいろ面白い店が入っていて、絵葉書や記念グッズもいろいろ売っていたけれど、その後、行ったら、1階の食料品や土産物売り場以外は閑散としていた。写真を撮った2006年も似たような感じだったか?


すぐ隣にある温室。


釧路観光および北海道観光は20世紀中にやっていて、21世紀になってからはホッケー中心だったから、風景の写真はあまりないと思う。この頃の写真はアップしたとすればライブドアブログで、これはテンプレをアップグレードしていないので過去記事がほとんど見れなくなっている。

むかしの釧路

 昨日の夜は釧路に関する動画をたくさん見てしまった。

平成元年に友人が釧路地方に移住、90年代は友人を頼って何度か釧路を訪れ、北海道のあちこちを旅行。21世紀に入ってからは日本製紙クレインズのファンになったのでホッケー観戦で年に何度も訪れた。

最後に訪れたのは2010年。そのときすでに釧路は衰退の一途をたどっていたが、最近は駅前のビルがいくつも廃墟と化していて、廃墟ツアーまで企画されたらしい。その一方で新しいホテルが次々と建っていて、観光客はそれなりにいるようだ。釧路駅に近い泉屋でスパカツ食べるのに20分待った、という動画もあったが、私がその泉屋に入ったときはすいていたし、観光客も少なかった印象。

釧路市と釧路町の確執、釧路市が周辺の町を吸収合併したときの話など、知らないことを解説している動画もあったが、観光的な紹介や廃墟の紹介の動画の多くは地元出身でないのが明らかな人(旅マニアや鉄道マニアなど)の作った動画でわりとワンパターン、私のなつかしい場所は完全スルー。違うだろ、これ、感が強かったが、そのあと見つけたのがこの動画。

むかしの釧路第2弾。

【むかしの釧路】第2弾!パルコ!アベニュークシロ!長崎屋!十條サービスセンター!

もちろん第1弾が先にあって、どちらも地元の人、あるいは地元に詳しい人が作ったのが明らか、なつかしい場所もきちんと紹介されていた。以下、画像はすべてスクショ。

特にこの第2弾は、のっけから私の常宿だった釧路ロイヤルインが紹介されている。元は東映のホテルだった、ということは、当時持っていたガイドブックには東映のホテルと書いてあったので知っていた。


いつのことだったか記憶にないが(2006年3月上旬かもしれない)、釧路で泊まる必要があって駅前の東急イン(東横インではない)に泊まった。しかし、値段のわりに満足度が低く、翌日は別のホテルに泊まろうと思い、駅前を見たらこのロイヤルインがあった。なにか高級感のあるホテルだったので、高いだろうな、と思いつつ、フロントに行くと、なんと、東急インより安い。なので一番高い最上階の部屋にしてもらったが、窓から駅前の教会などが見えてとてもいい夜景。右の茶色い建物がロイヤルイン。


当時はビジネスホテルに無料の朝食つきはほとんどなかったが、ここは無料の朝食つき。初めて泊まったときはおにぎりと焼き立てパンとドリンクくらいしかなかったが、その後、他のホテルも無料朝食つきになり、ここもいろいろな料理が用意されるようになった。居心地も最高で、以後、飛行機とセットのプリンスホテルに泊まるとき以外は必ずここを利用した。(プリンスホテルもとってもいいホテルだった)。なお、最初に泊まった東急インはすでになくなっている模様(今、東横インがある場所とは違います)。

ロイヤルインは朝食のときはレストランを開けるが、それ以外の時間は閉鎖なので、夕食は近くのスーパーで弁当を買って食べたりした(当時は釧路駅の近くに飲食店があまりなかった気がする)。90年頃には長崎屋があったのを覚えているけれど、その長崎屋が閉店し、クレインズ応援で行く頃にはアベニュー946というショッピングセンターになっていて、ここのスーパーで弁当を買って夕食にしたのかな? ここには知的障碍者が働くパン屋があって、おいしくて安かった。この946は今は別の名前の商業施設になっているらしい。


動画の後半では十條スケートセンターがあったあたりへ行くが、クレインズの試合のあとによく入ったのがこのビッグハウスに入っていた泉屋。スパカツ食べている人を横目で見ながら、普通の定食を食べていたので、いまだスパカツは食べたことがない。あの頃でもすでに量が多いので食べなかったから、今はもっと無理な気がする。試合の前にここのスーパーで弁当買って持って行ったこともあるなあ。


近くにケンタッキーとモスがあって、この2つもよく利用した。モスは火事で焼けてなくなってしまったけど、ケンタッキーはまだあるの?

クレインズの試合を最後に見たあとに、このあたりにはケーズデンキができたり、ビッグハウスがなくなって別の商業施設になったり(泉屋は健在)、そして、日本製紙釧路工場の撤退、クレインズの消滅という事態にまでなってしまった。クレインズの試合以外でこの辺に行くことはないから、今の風景を知らない。2010年に最後に釧路を訪れたときは、この地域には行かなかった。

そういえば、釧路の動画でアイスホッケーが出てきたのが1つもなかったなあ。

釧路駅が新しく建て替えられるとかで、そのせいもあって釧路の動画が増えているようだ。駅の中や外で撮った写真はたくさんあるけど、過去の写真って、すぐに見つからない。この駅からクレインズの試合がある釧路アイスアリーナまで、行きはバスで行けるけど、夜の試合だと帰りはバスがなくて、駅まで40分歩いたものだった。帰り道の途中にあったヨーカドーも閉店したらしい。そういえば、行きも歩いたことが多かった気がする。

当時は街中には熊は出なかったけど、今は怖くてとても歩けないな。最後に夜の試合に行ったときは、帰りに駅までタクシーに乗った。タクシーに乗ったのはこのときだけ。

2025年8月28日木曜日

5年半ぶりのプール

 京葉線新習志野駅のそばにこんなプールがあると知り、5年半ぶりに泳ぎに行った。

千葉県国際水泳場。


鈴木大地が習志野市出身らしい。


なんとこのプール、

駅から徒歩1分!

65歳以上無料!

入ってみたら、無料の高齢者ばかりでしたよ。平日の昼間ということもあってか。

まあ、私は住民税払ってますので。

プール自体も、これまでに行ったプールの中では一番いい感じ。今はない辰巳国際水泳場と同じようにメインプールとサブプール、飛び込み用プールがあり、そして、夢の島体育館のプールのように子ども向けの浅いプールがある。

なんか、辰巳と夢の島のいいとこどり。こんなプールがあったなんて。

5年半ぶりなので、いきなり水深2メートルのメインプールはやばいかな、と思ったけれど、端っこのコースがゆっくりコースで、ゆっくり泳いでいる人ばかりなので泳いでみたら、50メートルは泳げた。でも、下半身は歩いて鍛えているけど上半身の筋肉はかなり衰えていて、泳いでいるうちにもう筋肉痛みたいな感じに。

無理しないようにとサブプールへ移ると、なんと、そこは京葉線の駅と高架線路が見えて、とても明るい。やっぱりゆったりコースがあって、泳ぎやすい。

夢の島の子ども向け浅いプールに誰もいないときに仰向けに浮かんでリラックスするのが好きだったけれど、ここの浅いプールも人がいても端の方で仰向けでリラックスできた。

久しぶりでなおかつ初めてのプールなので、いくつか小さい失敗をしてしまったけれど、まあ、なんとか泳いでこれた。しかし、上半身の筋肉痛が怖い。

欠点は、シャワーでシャンプーや石鹸が使えないことと(これは辰巳もそうだった)、床がつるつるで滑りやすいところか。あと、ドライヤーが1台しかないのも困る。(追記 1台しかないのは手持ちのドライヤーで、手持ちでないのが3台くらいあることがわかった。)

後期高齢者女性のグループがけっこう来ているので、シャワーとか更衣室とか、うまく時間をずらさないといけない。辰巳は女性が少なかったが、ここは男女半々くらいだった(ほとんど無料の高齢者)。

あと、都内のプールはどこも貸切コースがめいっぱい入っているけど、ここは時間帯によっては貸切がまったく入ってない時間もある。都内のプールはどこも大混雑だけど、ここは場所が不便ということもあってか、あまり混雑はしていないようだ(午前中がやはり混むようだ)。

駅前には温泉もある。カプセルホテルが中にあって泊まれるようで、温泉入り放題で1日すごせそう。


ディスカウントショップなどが入る商業施設もあるのだけど、疲れ果てたのでマックで休憩。


このマックも居心地がよかった。

交通費が1000円くらいかかってしまうのだけど、入場無料なので都心に住んでいたときのプールの入場料と交通費の合計とあまり変わらないお値段。思いがけず通えるプールが見つかったのだった。

2025年8月23日土曜日

プール事情と図書館事情

 うちから2駅先にある屋外プールへ行こう!と思ったのだが、最近は学校では暑くてプール中止とか、水温高すぎるという話を聞いて、ちょっと行けないな、と思った。

私は水温の高いプールで泳ぐと心臓ばくばくになってしまうのだ。好きだったのは辰巳国際水泳場の冷たいプールで、それに比べると普通の公営プールは少し水温が高かった。それより高いのでは困る。

で、市内の温水プールは公共交通機関が1時間に1本しかないバスで、そのバスに乗るには電車に乗っていかなければならないので無理。となると、あとは都内しかない。

武蔵野線1本で行ける夢の島体育館のプールが好きなのだが、ここはだいぶ前から貸切コースばかりになり、一般人は狭いところで泳ぐしかない。が、夏休みは昼間は貸切なしで、夜も貸切は少ないと知り、ここを候補に考えていた。

でもね、ここは、帰りが鬼門。最寄り駅まで35分。東京駅始発だから元日以外はまず座れない。その上、舞浜からネズミーランドの客が大量に乗り込んでくる。引っ越してから元日しか行かなくなったのは、ネズミーランドが元日が休みだから。

都心にいた頃は地下鉄で楽に帰れたのに。

都心で住んでいたアパート、マンションは、今住んでいる古い団地の部屋より相当に劣るから、住環境は今の方が断然いいのだけど、プールが遠い、気軽に繁華街へ行けない、というのが都心をなつかしむ理由。交通費も高い。

都心にいた頃、一番よく行っていたのは、中央区の浜町公園にあるスポーツセンター。同じく中央区の月島のプールも時々利用した。どっちも試写室の帰りに都合がよかった(ずいぶん昔の話だ)。

ところで、地下鉄の始発駅で終電を逃したあと、歩いて各駅をまわり、始発が来る前に終点に着くというチャレンジの動画があって、南北線、丸ノ内線、半蔵門線、東西線、そして都営新宿線の動画がアップされている。

どれもよく利用した路線、知っている駅の深夜の風景を見て、涙が出るほどなつかしくなってしまう。

最新の都営新宿線は、電車に乗ったことより駅間を歩いたことの方がはるかに多い路線で、なつかしさが増す(終電を逃したからではなく、よく徘徊していた場所だったからです)。

この都営新宿線の各駅を通りながら歩く動画で、浜町という駅が出てくるが、そのプールのあるスポーツセンターのすぐそばにある浜町公園の映像が。スポーツセンターと公園は駅のすぐ目の前なのだ。

【新宿線】終電逃したら始発待つより全駅歩いて帰った方が早い説 都営地下鉄新宿線編【ゆっくり解説】


この動画では浜町がめちゃくちゃディスられてるんだけど、この駅の乗降客が少ないのは近くに日比谷線の人形町と半蔵門線の水天宮前があるからなのだが。プール利用のときはほとんどこの2つの駅を利用していた。一時、都営地下鉄の駅の近くに住んでいたときだけ、帰りは浜町から帰ったが、浜町駅は夏でも冷房がなくて暑かったなあ。今はあると思うけど。

で、都内のプールに行くならやっぱりこの行きなれた浜町、と思ったのだが、交通費が高すぎる。JR+地下鉄だから。JRだけで行く方法はないかな、と思って地図を見たら、浅草橋から徒歩。少し遠いが、交通費は節約できる。

うーむ、交通費考えたら、やっぱり隣の葛飾区がよい。金町から2キロくらいのところにかなりよさげなプールがある。しかも入場料300円。浜町は500円。

この距離では帰りはバスに乗りたくなるが、バスに乗っても浜町より安い。一度行ってみよう。駅前の図書館はDVDも多く、2週に一度、図書館とプール利用で行くなら一石二鳥。もう週に2回も3回もプールには行けない(かつては水泳中毒だったのだ)。

しかし、図書館事情は都内が断然よい。うちの近くには県立図書館があって、専門書などは充実してるが、一般人に人気の本や文庫はあまりない。市立図書館は都内の図書館よりは人気の本が借りやすく、都内だと予約10人でもこっちでは2人くらいで、すぐ借りられる。しかし、うちの市は、実は市民1人あたりの図書館の蔵書の数が県で最下位なのだそうだ。

分館があっちこっちにあって便利だけど、大きな図書館はなく、分館は平日でも5時で閉まる。なので、返すときはもっぱら時間外の返却ボックスに返していた。また、自習室などもまったくない(本館にはあるようだが)。

で、借りていた本を、たまたま開館時間に返すことになり、図書館では開館時は返却ボックスではなくカウンターに返さなければいけないことになっている。そこで返したあと、別の本を借りようと中を見ていたら、「この本、汚れてるぞ」というでかい男の声が聞こえ、そのあと、若い女性スタッフが本を見ていた私のところに来て、返した本が水濡れしている、というのだ。よく見ると、しわになったところがあるが、不注意で水がかかってしまうような場所ではない。前からこうなっていたのか、と聞かれたが、その本はつまらないのでパラパラと斜め読みしたので、記憶にない。というか、図書館の本は多少の汚れがあるのが普通だから、よほどひどい汚れや書き込みでなければ特に注意しないと思うのだが。そのしわになっているところは小さく、しかも汚れはまったくなく白いので、よく見ないとわからない。

聞かれてもわからないので、わからないとしか言いようがなかったが、最初のでかい男の声といい、その若い女性スタッフの雰囲気といい、なんかパワハラ図書館なのか、ここ?と感じてしまった。

そもそも、県立図書館や都内の図書館は開館時も返却ボックスに入れていいのに、ここは開館時はだめなのだが、その辺もなんかいやな感じがした。そんなにきちんと調べているなら、県立図書館のように、汚れや破損などを紙に書いてはさんでおけばいいのに(県立図書館はそうしている)、市立図書館の本はこれまでとんでもない汚れや書き込みや破損の本があったけど、全然そういうのなかったぞ。メモもつけずに、毎回、返す人にイチャモンつけてんのか?

と、かなりいやな気分になってしまったので、市立図書館はしばらく利用したくないな、と思っている。

水泳の準備はできた

 コロナでずっと自粛していたプール通い。そろそろ出かけてもいいかと5年前に買った水着を取り出し、度付きゴーグルをヨドバシで買ったまではよかったが、スイムキャップを売っているところがない。近隣の大きな駅近くにスポーツ用品店がない。以前は隣の駅のそばに有名スポーツ店があったと思うのだが、いつのまにかなくなった。

郊外型のショッピングセンターならあるのだが、一番近い徒歩35分のところは暑くて行くのが大変。ここ、シネコンがあるけど、3月上旬に行ったのが最後。

ようやく昨日、重い腰を上げて酷暑の中、35分歩いて出かけ、無事にキャップを買うことができたのだけど、そこへ行く途中に新しいマツキヨができていたのでびっくり。5月開店らしい。(松戸つうしん様のサイトの写真をお借りします。)


ここ、もしかして、市営住宅があったところ? と思ったら、そうだった。松戸つうしん様のサイトに更地になったときの記事も出ていた。去年の10月上旬の記事。

春から半年近く、そのショッピングセンターに行っていなかったとはいえ、それまでは定期的に行っていたはず。更地になったなんて知らなかった。いや、そのすぐ前をいつも歩いていただろ? そういえば、塀ができて工事中だったのは覚えている。

松戸東警察署あたりからけやき通りをずっと歩いていくのだけど、以下はすべてグーグルマップ2018年からのスクショ。

左右に市営住宅が見える。マツキヨになったのは左側。


その左側の市営住宅。


右側の市営住宅。これだけ2024年で、左側が工事中みたいなのがわかる。


以前は違う裏道を通ってこのあたりに出て、道の右側をずっと歩いていた。ショッピングセンターができたのが2019年秋で、この頃はまだ右側は人が住んでいる部屋がいくつかあって、ベランダに洗濯物が干してあったり、帰りにこの前を歩くと電気のついている部屋があった。でも、2年前くらいからか、誰も住んでいない感じになっていた。

左側はマツキヨになったのだけど、右側も建物がほとんどなくなって、遠くまで見渡せるところもできていた。デジカメを持っていなかったので写真が撮れなかったが、また散歩がてら見に行ってみよう。

2025年8月20日水曜日

「W3」60年後のリベンジ

 2014年2月にアニメ界では有名な「W3」事件について書いているのですが(興味のある人はサイドで探してね)、YouTubeで動画をいろいろ見ていたら、この事件についての動画がいくつか出てきました。

出てきた動画を見ると、どうも、この事件は最近は手塚治虫の過剰反応みたいに見られてるのね。2014年の記事に書いたけど、手塚治虫は自身の漫画「ナンバー7」のアニメ化を企画するも、同時期に同じく宇宙の7人の戦士を描く「レインボー戦隊ロビン」が企画されているのであきらめ、かわりに同じタイトルで007のような秘密諜報員が活躍する話を企画、そのとき、主人公・星光一の肩にリスがのっていて、超能力で主人公に協力する、というアイデアを考えた。が、その後、同じように肩にリスがのっている主人公が活躍する「宇宙少年ソラン」の企画を知り、またしても断念、かわりに3人の宇宙人が地球に来て動物に化け、星光一の弟の真一に出会う「W3」を企画して、アニメ化に先立ち、少年マガジンに連載したものの、そのあとに「ソラン」の連載が始まると知って「W3」の連載を中止し、少年サンデーで装いも新たに連載開始した、というもの。

このことで多くの人に迷惑をかけた、ということで、手塚がかなり批判されているようなのだ。

うーん、昔はそんなに批判されてなかったと思うんだが。どうも最近の、何かというと迷惑かけるなとか自己責任とか、そういう風潮の中で変わってきたんかな。

もちろん、迷惑こうむった人は批判していいのだけどね。

その上、「ソラン」の件は手塚の被害妄想みたいなことまで言う動画まであってね。肩の上のリスって、どう見たってパクリだろ。

実際、「ナンバー7」と「ソラン」の共通点って、肩の上のリスしかないと思うんだが、手塚にとってはその肩の上のリスが何より大事だったと思うんだよね。それがなければ、「ナンバー7」は007のパクリでしかない、だから肩の上のリスを考えたんだと思うんだよ。

この「W3」事件は、当時私は鉄腕アトムクラブに入っていて、毎月送られてくる会誌にその辺のいきさつが書いてあったので、リアルタイムで知っていた。連載がマガジンからサンデーに移った事情を手塚自身が書いていたのだ。だから、サンデーの連載を素直に応援していた。実際、マガジンのときよりサンデーの方が絵も内容も好みだった。

それが1965年のことで、そういや、今年は60周年なんだ。

こんな演劇も公演されていたのね。

『W3 ワンダースリー』 公式ホームページ | 2025年上演



そして、手塚プロダクション公式チャンネルでは、テレビアニメの第1回が無料で見られることがわかったので、早速見た。
【公式】W3 第1話『宇宙からの三匹』

メインタイトルのスクショです。


なんかおしゃれなメインタイトルなんですが、なんつうか、フランス映画の「アーティスト」を思い出させるというか、昔のアメリカのコミックやアニメ、サイレント映画を想起させる映像なんですね。

で、この第1回の内容も、絵の動きが昔のアメリカのアニメっぽい。絵自体も、大人の人間はそういう感じで、なんだか、手塚が昔のアメリカのアニメやサイレント映画を再現しようとしてるみたいに感じました。

このメインタイトル、その後、別のバージョンに変わり、歌も歌詞が変わったような記憶があります(注)。なお、手塚プロ公式の映像にはメインタイトルやエンドの部分にスタッフ・キャストの名前は出ません。声優はボッコが白石冬美、プッコが近石真介なのは覚えていました。近石はその後、ジェームズ・キャグニーの吹替で何度も聞くことになるので、よく覚えていましたが、白石ってこんなキンキン声だったっけ?

と、なつかしい「W3」アニメ第1回、と言いたいところですが、実は、この第1回を見たのは今回が初めて。

忘れもしない、1965年、第1回の放送日。当日は日曜日で、父親の職場のイベントがあって、そこには従業員の家族も参加することになっていたのです。これに参加したら「W3」第1回の放送が見られないかもしれない。それで、父親に、放送開始時間までには帰るようにしてほしいと頼み、出かけたのですが、それはかなわず、まったく間に合いませんでした。

当時、柏の新築公団住宅(現UR賃貸)に住んで1年近くたったところで、帰りの常磐線の電車の中で、ああ、今頃、テレビで放送しているのだ、と悲しい思いで帰ったのを覚えています。

2回目からは全部見ているのですが、第1回は見られなかった。それから数十年後、DVDで見られるようになったのだろうけど特に見ることもなく、今回、偶然に見つけて見たのでした。

なので、60年後のリベンジ。

注 YouTubeにある第1回のメインタイトル、もしかして、こっちがあとから作られたものじゃないか、という気がした。最初はもっと普通のメインタイトルで、そのあと、このおしゃれなものに入れ替えられたのでは? というのも、子ども心に、最初の方がよかった、歌詞も最初の方がよかった、と思ったのを覚えているからで、子ども時代の私があのおしゃれなメインタイトルの方をいいと思うかというとビミョー。歌詞も、あとから変わった方のような気がした。もしもそうだとすると、最初のメインタイトルは消滅させられてしまったことになる。スタッフ・キャストが出ないのはそのせいか? まあ、いろいろ表に出ていないことがある作品なのだな。

2025年8月19日火曜日

「乱」&「罪人たち」

 4Kリバイバル上映の「乱」と、ライアン・クーグラー監督の「罪人たち」を見た。


「乱」は、実は40年目のリベンジ。40年前の初公開時、前売り券を買っていたのにいつのまにか終わっていた。今はなきマリオンの日劇の券だった。まだやってるだろう、と油断していたのだ。

その後、ビデオやDVDで見ることもなく、未見の作品だった。

シェイクスピアの「リア王」をヒントにした内容についてはご存じのとおりだけれど、見ていて、ああ、金かかってるな、ここも金すごくかかってるな、これってすごい金かかってる、人も馬もいっぱいやん、て感想が終始、頭の中をかけめぐった。

ほんと、ひとつひとつ、とにかく金がかかっていて、そして、金をかけるだけのある様式美やアクションシーンに仕上がっている。こんな映画、もう二度とできまい。ハリウッドだって、今は金をかけるところが違ってる。

黒澤明が映画が撮れなくなったのは、とにかく金がかかるけど、もう昔のようなヒットは望めず、採算がとれなかったからだろう。「影武者」も「乱」も外国資本で作られた。

もうひとつ、頭を離れなかったのは、黒澤が主役に望んだのは高倉健で、高倉を想定したスケッチまで描いていた、という話。映画を見ると、これは仲代達也以外考えられない演技で、高倉だともっと若くなると思う。高倉は「駅STATION」の主演が決まっていたので固辞したのだが、黒澤は仲代に代えてから新たに人物造型やストーリーを作り直したのかもしれない。高倉バージョンだと完全に違う映画になったかもしれない、と思うと、そっちも見てみたかったと思う。

さて、現代のハリウッド映画「罪人たち」。これ、「つみびとたち」と読ませるようだけど、それなら「罪びとたち」の方がよくね? いっそ「シナーズ 罪びとたち」の方が今風でいいよね、と思った。

この場合のシナーズ=罪びとたちというのは、聖書の罪びとたち、つまり原罪を背負う人間たちのことで、キリスト教的モチーフが全体を貫いている。ネタバレになるが、吸血鬼というのがそもそもキリスト教的概念から生まれたもの。

だから、登場人物たちはみな罪びとなのであって、シカゴでギャングになって成功した黒人兄弟だけが罪びとなのではない。

その双子の兄弟が1932年、故郷のミシシッピ州の町に帰ってきて、KKKの親玉の白人から買った建物で酒場を始める。夜、宴会をしていると、そこに吸血鬼の白人が、というのが中心のストーリーだけど、中心的なモチーフはむしろ、黒人音楽のソウルやアイルランドのフォークが迫害された人々の思いを表現すると同時に、悪霊を呼び覚ましてしまう、といった音楽的なモチーフ。これについてはネットで詳しく書いた記事があった。

最初に吸血鬼に襲われるアイルランド系の夫婦はKKKなのだが、吸血鬼になると同じく吸血鬼になった黒人たちと連帯して、みんなで新しい世界を築こう、みたいになるのが面白い。アイルランド系の人々も故郷ではイギリスの支配や迫害を受け、アメリカに渡ってからも白人社会で差別される側になったのだ。

吸血鬼もののポイントがきちんと押さえられているのも楽しいし、迫害された人々が吸血鬼になって団結、みたいなモチーフも面白いが、映画としてはやはり吸血鬼は悪役で、クライマックスはハリウッドならではのアクションシーン。兄弟愛や夫婦愛などもしっかり描いている。こりゃ、アメリカで大ヒットもうなずける。最後に登場する60年後のシーンも見もので、エンドクレジットの最後の最後までこれがあるので、途中で帰らないように。

ライアン・クーグラーは「フルートベール駅で」で登場したとき、社会問題を描くアート的な映画の監督になるのでは、と思っていたが、その後は「ロッキー」のスピンオフやアメコミの「ブラックパンサー」になって、あれあれ、と思っていた。でも、この映画を見ると、ハリウッドのメジャー向きの才能だったのだと納得。その上で、オリジナルの脚本で社会問題を描くあたり、今後が楽しみな監督になった。

映画はアメリカで大ヒット、アカデミー賞の呼び声も高いようで、日本では急遽、6月に公開されたけど、IMAXカメラで撮影されたのにIMAXでの上映館は少なく、それ以外の上映館も非常に少なくて、しかも「国宝」大ヒットの時期だから全然話題にならなかった気がする。でも、普通に面白い映画だし(ホラーとしてはあまり怖くない)、内容的にも深いものがあるので、機会があれば見に行ってほしい。

ちなみに、1932年は禁酒法が終わった年。兄弟は禁酒法時代のシカゴで儲け、禁酒法が終わるので故郷に帰ってきたのだろう。

2025年8月16日土曜日

ある日の晩御飯

 使いかけの玉ねぎが傷んでいたので、これは食べないとまずいと思い、冷凍していたニンジンと、業スーの冷凍ブロッコリを少量の水で蒸して作った温野菜サラダ。扇風機で粗熱をとって、冷蔵庫に入れて冷やす。その後、スーパーで半額の鶏のから揚げを買ってきて、添えた。


料理が苦手で盛り付けも下手なので、公開する気にはなれないのだが、これはちょっと、まあまあの出来かもしれない。味付けはマヨネーズのみ。素材の味を楽しむのが好き。

この日はマックのハッピーセットのポケモンコラボ第2弾。こういう日はマックが激混みなので避けるのだが、夕方にそばを通ったら、わりとすいていた。それで遅いお昼を食べることにしたのだけど、子ども連れがハッピーセットのおもちゃで喜んでいた。先週のポケモンカードは阿鼻叫喚だったようだけど、おもちゃだけならそれほどの状況ではなかったのだろうか。確かにカードを欲しがるのは大人のような気がする。先週はおもちゃは金曜開始なのにカードは土曜開始で、なんかマックの商売根性のすごく嫌な面を見た気がしたが、その後のマックの対応も嫌な感じしかない。でも、店の人たちは苦労してるわけで、それを思うと、セルフレジで注文したものが来たとき、自然に「ありがとう」の言葉が出た。

2025年8月14日木曜日

お盆の八柱霊園

 GWくらいまではしょっちゅう行っていた八柱霊園。が、その後、まったく行ってなかった。

例年だと7月から9月は八柱霊園は猛暑の上、でっかい蚊がいっぱい出るので、これまでこの期間は行ったことがない。6月の梅雨時に行ったあとは10月までは行かなかったので、この時期の八柱霊園がどんな風景なのか知らなかった。

最近、全然歩いていないし、このところ気温低めだから、久々に行ってみるか、と思って出かけた。コスプレえびす様はひまわりを持っているだけ。


入ってすぐのフォトスポット。


振り返ると移動交番。車の向こうで警察官の方々が大声で談笑してます。なんでこんなところに、と思ったら、あとでわかった。


合同葬の墓。このあともお参りの人がひっきりなしに来ました。私はまったりとコーヒータイム。30分以上、炎天下を歩いてきたので、一息つきます。ここで蚊に刺されたので、蚊よけスプレーをしっかりつけました。



近くの木を見たら、もうどんぐりがなっている。秋は近い。


去年、紅葉を期待して何度も見に来たお気に入りの木の仲間。


もう実がなっていますが、その向こう、やたら車が停まっている。ここに来るまでもやけに車が多いな、人が多いな、と思っていたが、考えてみたらお盆休みではないか。移動交番がいたのもそのせいだったのか。


お気に入りの木は深い緑に包まれていた。実もなっている。



地域猫たちがいた地区に移動するとき、低い木のそばを通ったらセミが鳴いている。すぐ目の前でよく見える。セミは人が来るとピタッと鳴くのをやめた。立ち去った後もずっと静かだった。



以前はこのあたりに地域猫が何匹かいて、猫に会いに来る人がたくさんいた。なので、ここにいるとでっかい蚊がいっぱい出てきたのだが、4年前の暮れに猫ボランティアが地域猫を全部引き取ったので、以来、ここには猫に会いに来る人は来なくなり、蚊も出ない。いつのまにか、地域猫に関する立て札もなくなっていた。


猫といえば、お気に入りの木のところへ行く途中で、猫が一目散に走り去っていくのに遭遇。写真も撮れないほどのスピードですぐに姿が見えなくなった。ボランティアが猫を引き取って以来、猫との遭遇はめったになくなったが、たまに出会う。

さて、この日の目的の1つは、かつやで15日までやっている4つのメニュー150円引きを食べること。かつやは以前はこの4つのメニューが550円というのを期間限定でやっていて、そのときはよく利用したけど、150円引きになってからは利用してなかった。ふだんは100円引きクーポンがあるので150円引きではあまりお得感はないのだ。でも、いつもは100円引きでも手が出ないな、と思うロースカツ定食を食べようと思い、八柱霊園から徒歩10分くらいのところのかつやへ。


4つのメニューがどれも550円だった頃は大混雑で、持ち帰りの人も多くて大変だったけれど、150円引きになったせいか、お店はガラガラ(まだ午後4時くらいだったせいもあるが)。お客さん、ほとんどロースカツ定食。やっぱり考えることは同じか。

しかし、この店、この前来たとき、なんかクオリティがすごく落ちたな、と感じ(以前は高かった)、その後、亀有や柏、御徒町といった大きな駅のそばのかつやへ行ったら、全然クオリティが高い。なので、150円引きロースカツ定食もクオリティ劣るかな、と思ったら、案の定だった。

前に来たときもそうだったんだけど、カツの肉が薄くてペラペラ(他はしっかりした肉)、キャベツの千切りは水っぽくてべちゃべちゃ。豚汁がかろうじて満足のレベル。ごはんもかつ丼に比べて少ない。大きな駅のそばのかつやで食べるかつ丼梅100円引きの方が全然クオリティが高かった。なのにお値段150円くらい高い。

というわけで、やっぱりかつやは大きな駅のそばがいい(ただし、本○幡駅のそばの店はここよりもっとクオリティ劣るので、大きな駅のそばならどこでもいいわけではなさそう)。そして、150円引きの感謝祭は、利用しなくていいな、というのが結論でした。

2025年8月8日金曜日

ミラノ風ドリアメシのこととか

 近所にドンキが開店した直後、日清食品のなんとかメシシリーズのいくつかが1個99円という激安で売られていた。カレーメシがうまいのはわかっていたのでカレーメシをいくつかと、カップヌードルぶっこみメシを買ってみた。その後、今度は109円でミラノ風ドリアメシというのが売られていたので、どんな味かわからなかったけど2個買ってみた。

カレーメシなどはあっという間に売り切れたが、このミラノ風ドリアメシはみんな買うのを躊躇するのか、わりと売れ残っていた(その後、119円に値上げしたのもあるかな)。

このミラノ風ドリアメシは近所のドンキでしか見たことがなかったのだが、サイゼリヤとのコラボかと思ったら違う。ミラノ風ドリアって、サイゼリヤのオリジナル商品ではないのか。しかし、サイゼを意識していることは明らか。

で、暑いのでせっかく買ったカレーメシもミラノ風ドリアメシも戸棚にしまったままだった。

唐突ですが、実は私、3日前が誕生日だったんですよ。

しかし、私は誕生日を祝ってもらうという習慣がこれまであまりなかった。というのも、真夏なので暑くてケーキとか食べる気になれず、うちでは当時はそこそこ高級品だったスイカを食べるくらい。幼い頃の誕生日の思い出というとスイカしかない。

その後、小学校高学年になった頃に家庭が崩壊し、以後は誕生日を祝うどころではない状況になり、そして大人になったら誕生日なんてやってられっかよ、ケッ!という人間になってしまった。

実際、大人になって家族を持たなければ、誕生日は自分で祝うしかない。自分で祝う誕生日! ただでさえ年とるのいやなのになんで誕生日なんか祝うんだよ、ケッ!となったわけです。

しかし、最近は禁縮財政なので、誕生日くらい何か外食でぜいたくしてもいいんじゃね?という気持ちになった。だが、先月、上野の上島珈琲店で1500円以上の豪華ランチを食べてしまった上、中山競馬場で1200円の鮪寿司を食べてしまった。これで誕生日は終わったようなものだ。

で、昨日、マックが混んでたので、サイゼに入った。サイゼなら600円前後でそこそこの食事ができる。サイゼで一番好きな若鶏のディアボラ風と赤ワインでしばし粘る。ワインを飲み切った頃にはなんか頭がぼーっとして(250㏄のデカンタなのに)、すぐ帰るのはやばいと感じたので、そういえば家にミラノ風ドリアメシがある、あれを食べたら絶対サイゼと違うと思って、必ずサイゼに食べに行くだろう、それなら今ここで食べてから、明日、ミラノ風ドリアメシを食べればよい、という口実でミラノ風ドリアを注文。これで合計1000円。サイゼで1000円以上食べる、というのも誕生日ディナーの選択肢の1つではあったのだが……

なんか、昔ほどおいしくない、味が薄いと感じたんですが。

そして今日、日清食品のミラノ風ドリアメシを食べました。

日清食品のサイトから。


上だとあまりおいしく見えないので、ロケットニュース24のサイトからお借りした別アングルの写真。このサイトではサイゼのミラノ風ドリアをテイクアウトして食べ比べしています。


確かにサイゼのミラノ風ドリアと似た味。味が薄いと感じたのも同じだったよ。

というわけで、7月下旬からごちそうを3回食べてしまった。

さて、水泳の準備で書いたとおり、5年前に買ったが一度も使ってない水着、先日ヨドバシで買った度付きゴーグル、あとはスイムキャップがあればプールへ行けるのですが、どこのプールに行くか。

今の団地に引越して一番困ったのは屋内プールが近くにないこと。市内唯一の屋内プールは駅から遠く、バスの便が少なく、車か自転車がないと無理。しかも夏は激混みで入場制限とか。

近隣の自治体を調べても屋内プールで手軽に行けそうなところがない。

となると、都心に住んでいたときに通った江東区や中央区のプール。それでは都心に用があったときしか行けない。

しかし、今は夏なのだ。屋内プールがなければ屋外プールに行けばいいじゃない!

なんと、うちから3駅のところから徒歩10分ほどで屋外プールがある。しかも50メートルプールだ。50メートルプールなんて、閉館した辰巳国際水泳場以来だ。屋外プールに至っては半世紀ぶりになる(遊園地の遊ぶための屋外プールとかはその後に行ったことはあるが)。

欠点は、そのプール、2時間ごとの入替制。入ってから2時間、ではなく、9時から11時とかそういう方式。文京区のプールがこの方式だったけど、これは2時間の真ん中前後が猛烈に混むのだ。それに対し、入ってから2時間制だと人の出入りが常にあるから決まった時間が激混みということはない。文京区のプールをやめて中央区や江東区に行くようにしたのはそのためだった。文京区民なのに中央区にお金落としていたのだよ(江東区の夢の島体育館、辰巳国際は都立)。

でも、市内のその屋外プールはなんと、入場料210円らしい。夢の島より安いじゃないか。日焼けが心配だけど、ぜひ行ってみたいと思っています。

2025年8月6日水曜日

がっかり

 毎年、お盆の時期に行われている上野動物園の真夏の夜の動物園。今年はやらないらしい。

やらないといってもお盆の時期にやらないだけで、10月にやる予定のようだ。

上野以外、葛西臨海水族園などは例年通り実施。ただ、上野がやらないせいか、日数が例年より少し増えている感じ。

がっかりだなあ。やっぱり暑い夏の時期の夜がよいのよね。

去年の上野動物園の夜のマヌルネコ親子。授乳シーン。


同じく去年の夜の葛西臨海水族園。ここは狭いので激混みで、小さい水槽は人で見えなかった。


上野がやらないのは夜にモノレール解体やサル山の工事しているからだろうか。

さて、昨日は群馬県で最高気温日本記録出現。都内も八王子と青梅が40度超え。が、うちに比較的近い船橋市は35度に届かなかった。うちの近所も午後4時くらいに外出したら、特別に暑いという感じではなかった。今年は関東では千葉県だけ他より少し気温が低い。

追記 今日は朝から異常に暑い、と思っていたら、昨日35度に届かなかった船橋市が38度超え。なんか空がゴロゴロしてるんだけど、雨雲は少し離れたところを移動しているだけで雨は降っていない。

2025年8月1日金曜日

7月最後の週は上野と中山

 7月31日は葛飾区図書館へ借りていたシャンシャンの本を返し、ヨドバシカメラに注文していたプリンタや水泳用ゴーグルなどを取りに行かないといけない。まず、葛飾区図書館へ行き、せっかくだからそのあと上野動物園へ。

暑いからかき氷屋さんが出ています。パンダも待ち時間は短かったけどパス。


日陰で涼んでいるカモシカ。同居のエゾシカは体調悪いのか非公開。


象3頭は元気。




とりあえず水分補給でさるやまキッチンへ。2階から見下ろす工事中のサル山。山が壊されてます。


西園の不忍池テラスで蓮の花を見ながらかき氷。


そのあと、池のまわりをまわりながら蓮を見ますが、シャワーヘッドになってる花も多く、また、午後なので花びらをとじている。蓮は午前中に見なけりゃだめ。


解体中のモノレールと西園駅。モノレールはいそっぷ橋のそばまですでに解体されていた。


小獣館。子どものマヌルネコ。よく動くので写真撮りにくい。


その母親。あくびしたり舌ぺろぺろしたりしていた。



コビトカバの親子。


ハシビロコウは4羽見ることができた。



格子の向こうで魚を食べている。


これはこのあと飛んだ。


池之端門から出て不忍池沿いに歩き、先日(というか7月中旬に)見た風鈴のあるところへ。暑いからボートもあまり出ていない。



この前来たときは風がおだやかだったので、風鈴の音も風情があったが、この日は強い風。音もすごいし、カメラのピントも合いにくい。



蓮はこっちの方が花は多いけれど、やはりシャワーヘッドも多く、開いている花は1つしか見つけられなかった。




そしてヨドバシカメラでこのプリンタを買う。


印刷しかできないシンプルなもの。最近は印刷するのは予約のQRコードがないと入れない映画館に行くときと、週に1度の非常勤講師の仕事でプリントするものがあるときだけなので、コンビニで印刷すれば十分なのだけど、やっぱりないと不安。おそらく人生最後のプリンタになるだろう。

さて、日曜は2か月半ぶりに中山競馬場へ。着いてみると、マジか?



今、札幌と新潟と中京で開催されているのだけど、札幌以外は暑さ対策で午後12時から3時は休み時間。その分、終了が遅くなって6時半くらいまでやってるのだが、去年は最後まで門が開いていたような。競馬場自体はもちろんやってるけど、JRの駅へのこの門が閉まると帰りが面倒。

着いたのがちょうど休み時間中で、場内は閑散としていた。売店入口の馬は夏仕様。


お寿司屋さんもすいていたので、鮪寿司を食べてしまう。この前食べたときはネタがイマイチだったけれど、今回はネタもおいしくて、これで1200円は安いかも。


寿司を食べながらモニターを見てるのだけど、札幌しかレースをやってない状態。3時になってやっと中京と新潟が再開。この日の目当ては新潟の関屋記念。前にモニターでパドックの映像を見てオーラを感じ、馬券買ったら当たったカナテープが出る。しかもあのときと同じキング姐さん。が、このレース、前から応援してたボンドガールも出るのだ。

どうしても重賞勝てず、2着ばかりのボンドガール、前走は惨敗だったせいか、武豊は中京のヤマニンウルスに騎乗、ボンドガールはルメールに乗り替わり。そういうことがあって、応援の本命はカナテープ、ボンドガールはどうしよう、と思っていたら、中京メインレースでヤマニンウルス堂々の優勝! 武豊のガッツポーズを見て、よし、次はボンドガールもがんばれ、って感じで単勝だけ買う。

暑いから外に出てくる人は少ない。


そして、またしてもボンドガール2着同着。勝ったのはもちろん、キング姐さんのカナテープ。後ろの方にいたのに、最後、ぐんぐん出てきたので、えええっと思った。ボンドガールもぐんぐん出てきたんだけどね。カナテープはがんばれ馬券買ってるので、お金にはなりました。


モニターに映る勝ったキング姐さん。手前の男性は夫君かな?


この時点で馬券買うのやめればよかったのに、このあとちょこちょこ買って惨敗。そして門が閉まる時間が来たので帰りました。