2010年11月29日月曜日

注文した。

 またまた洋書を注文。例の「The Hanging Tree」がアマゾンのミスで送られず、注文がキャンセルになってギフト券で返金、このお!と怒り心頭だった話はもうだいぶ前の話ですが、怒った私は紀伊国屋に切り替え、紀伊国屋で「The Hanging Tree」と「A Single Man」を手に入れました。
 しかし、ギフト券が残ってしまったので、これで何を買おうかと思ったら、ちょうどいい値段の本がありました。
 オールダス・ハクスリーの「After Many a Summer」です。
 「シングルマン」の映画を見た人なら記憶にあるでしょうが、あの映画の中で主人公が大学の講義で話題にする作品です。原作にももちろん、登場する。しかも、映画がらみの内容らしい。
 実は、私、一応、イギリス小説研究者だったのですが、ハクスリーや「シングルマン」の原作者イシャウッドのことはあまりよく知りませんでした。彼らの前の時代までが専門だったんですが(言い訳)、ハクスリーの「すばらしい新世界」くらいは読んでいないといけなかったのに。
 ただ、2人とも、日本の英文学研究の世界では、わりと隙間に入ってしまった隙間作家みたいな感じもあります。翻訳もあまり出ていないし。
 というわけで、また洋書を注文してしまいましたが、前に注文したのをまだ全部は読んでいない…。