2019年5月11日土曜日

「翔んで埼玉」@幕張新都心

9回目の「翔んで埼玉」はイオンシネマ幕張新都心。
実はこれまでの8回、すべて埼玉県(さいたま4回、浦和1回)か東京都(亀有2回、六本木1回)で、千葉県では一度も見ていなかった。
その「翔んで埼玉」もいよいよ終了するところが多くなってきて、このままでは千葉県で一度も見ずに終わってしまう、それはまずいだろ、と思い、上映館をチェック。
気になるのは常磐線沿線でヌーの群れが出る(うそ)柏のキネマ旬報シアター、映画に登場したショッピングセンター、ユニモの中にあるUSシネマちはら台(市原市)、そして、「ROMA」を2回見に行ったイオンシネマ幕張新都心(千葉市)。
この3館は16日または17日までということになっている。
イオンシネマは最初5月2日終了を出したのに、その後9日終了に延ばし、さらに16日終了に延ばしたという終わる終わる詐欺(?)なんだが、さすがにもう終わるだろうな、と予想。
柏なら便利だし夜の回だから仕事帰りに行こうと思えば行ける。が、幕張新都心は遠いし、交通の便も悪いので、行くなら土日に行かないと、というわけで、「ROMA」以来のイオンシネマ幕張新都心へ行った(ちはら台も行きたかったけど、市原市はかなり遠い)。
「翔んで埼玉」は監督が千葉県出身ということで、千葉県も重要な主役、しかもおいしいところを持って行くようなところもあるのだけれど、千葉県は埼玉県に近いところとそうでないところでは温度差があるらしい。西葛西は同じ東西線の市川妙典で大受けらしいけれど、幕張新都心くらいになると反応はイマイチじゃないかな、と思いつつ、ここは「ROMA」のときの映像と音響がすばらしくよかったので、そちらのクオリティを考えると見ておきたい場所だった。
実はイオンシネマは浦和美園、越谷レイクタウン、市川妙典に行っているが、この3つは映像がイマイチで、イオンシネマはクオリティが低いのかと思っていた。で、「ROMA」で幕張新都心へ行ったら、見違えるようなクオリティだったので、イオンシネマもいろいろなんだなあ、と(上の3館ももしかしたら私が見たときが悪かっただけなのかもしれないのだけど、浦和美園の「テルマエ・ロマエ」は明らかに映像がぼけてたし、越谷レイクタウンと市川妙典はそれ以前に別のシネコンで何度も見た「ルドルフとイッパイアッテナ」で、他のシネコンに比べてこの2館は映像がやはりぼけていたのだ)。
で、幕張新都心の「翔んで埼玉」、小さいスクリーンだったけど、映像も音響も満足できるものだった。お客さんも埼玉県のときとはやはり笑う箇所が違っていて、ピーナツが一番笑いがあった。でも、「与野はすっこんでろ」などの埼玉ネタで笑いがないのはやはりさびしい。幕張だと常磐線方面のネタも笑いが出ない。
というわけで、やはり行こうか、常磐線の柏、という感じになっているのだけど、実は来月、野田の映画館で上映予定なのだ。
野田は映画にさんざん出てくるし、埼玉県の春日部市の隣なのだが、その野田の映画館と駅の間にキッコーマンの工場があって、出来立ての醤油が工場にあるときは駅のホームにも醤油臭が漂うのだという。ここは行かねば。
埼玉県の映画館は当分上映続くはずだけれど、他県はどんどん終了している。一方、海外ではアジアの映画を扱ったアメリカのシカゴの映画祭とイタリアの映画祭で観客賞を受賞し、今後も外国のいろいろなところでの上映予定があるようだ。今回、2週間ぶりに見て、いろいろな面でよくできた映画だと再確認したので、海外での評価も十分納得できる。

というわけで、幕張新都心のイオンから見た風景。
コストコの向こうに日が沈む。

千葉マリンスタジアムと花火。

幕張メッセ。初めて行ったコミケはここでの開催だった。当時は駅前は何もなかった。

遠くに海が見える。京葉線は海のすぐそばを走っているが、南船橋も幕張新都心も海のにおいがする。

イオンシネマ、ピカチュウのグッズが1つもなかったけど、売り切れてしまったのだろうか。
帰りにフードコートでサーロインステーキ丼を食べて、少しぜいたくな気分。