2011年6月8日水曜日

失われゆく銭湯

 これは私が70年代から80年代にかけて7年間通った川口市の銭湯です。

 これは2年前に撮った写真。しかし、今は、ここは駐車場になっています。

 東日本大震災で煙突が壊れた文京区根津の銭湯は、先日、前を通ったら、建物が取り壊しになっていました。この銭湯は震災以前から、いつ廃業になるかわからないと言われていたので、時間の問題というか、地震が決定的な理由になったわけです。この周辺はこれで銭湯がまったくなくなってしまいました。
 一方、台東区谷中には銭湯が3つもある、すごい、と思っていたのに、昨年、相次いで世界湯と初音湯が廃業、したのだって! 知らなかった! 特に初音湯は何度も入ったのです。ここは正月は3日もやってる(普通は正月は元旦と3日は休み)ので、風呂なしアパートに住んでいたときは、1月3日は初音湯!だったのです。
 初音湯は独特の銭湯で、好きでした。いつ行っても混んでいるので、まさか廃業するとは思わなかった。最後に行ったのは4年前の1月3日かもしれない。去年の11月に廃業し、ネットにもニュースとして載ったようだ。まだ営業していた頃に前を通った記憶がある。あまりにも残念で、残念で、知らなかったのが悔やまれる。
 谷中の銭湯はこれで朝日湯しかなくなりました。朝日湯は定休日なしでがんばっているようだけど、銭湯好きはできるだけ銭湯に行く、それをしないといけないとつくづく思います。銭湯が必要な暮らしをしている人がまだまだたくさんいるのだし。
 それにしても、いつも混んでいるように思えた初音湯の廃業はショックでした。銭湯は高齢の経営者が地域の人たちのために、ほとんどそれだけのために続けている、というのが現実のようで、混んでいるように見えても、実際は採算がとれないのでしょう。経営も重労働のようで、高齢の経営者にはつらいものがあるのだと思います。
 いつまでもあると思うな、近所の銭湯、ということですね。