2020年3月21日土曜日

桜満開、そして菫のあの歌劇団は

明日の東京宝塚劇場での雪組「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」の千秋楽は観客を入れて行われることになった。全国の映画館でのライブビューイングは中止になったが、スカパーで生中継される。私を含むスカパー環境にない人には残念だけど、ヅカのみなさんとファンのみなさんにはとりあえずよかったということになると思う。
日比谷の劇場で千秋楽、観客入れてやれるなら、映画館のライブビューイングもやってほしかった、と思わなくもない。特に、お気に入りのTOHOシネマズららぽーと船橋の最大スクリーンのチケットをゲットしていたのだからなおさら残念無念。
ただ、昨日は朝から「#翔んで兵庫」のハッシュタグがトレンド入りで、どうしたのかと思ったら、その前日、3連休に向けて、大阪府知事が大阪府と兵庫県との往来をやめろと言い出し、それで、尼崎のあたりに関所ができて、兵庫県民は追い返される、という、「翔んで埼玉」関西版パロディがツイッターでさかんに行われていたのだった(ついでに「ヒョーゴスラビア」もトレンド入り)。
さらにその後、大阪府と兵庫県の往来をやめろというのは府知事が受け取ったコロナウィルスに関する文書を読み間違えたからで、本当は、大阪府と兵庫県は今後感染爆発の恐れが強いから、大阪府と兵庫県の内外で往来はやめろ、という趣旨だったのだ。
なんでそれがわかったかというと、府知事が非公開であるその文書を公開してしまったからで、維新所属の府知事は同じく維新の大阪市長と相談し、これは独断で公開すべき、と判断したのだった。
府知事は読解力はなかったが、国民が知るべき非公開文書を公開したのはグッジョブであった。
なんでも府知事がその文書を受け取ったのが18日の水曜日。実は、宝塚がライブビューイングを中止にしたのが18日だった。
大阪府と兵庫県がそのような危険な状況にあるのなら、満席になるライブビューイングは感染クラスターになりうる。当然、中止要請が宝塚にあっただろう。そして、宝塚としては、大阪府と兵庫県だけ中止にするよりはと(どちらも宝塚のホームグラウンドだし)、すべて中止、そのかわりスカパーでの生中継に踏み切ったのではないだろうか(あくまで予測)。
今日の発表では、宝塚は東京公演の千秋楽は観客を入れて上演するが、兵庫県宝塚市の大劇場は27日から再開としている。これはあの非公開文書にある、大阪府と兵庫県での感染拡大が起こるかどうかを見てから、と考えているに違いない。
そして、大阪府と兵庫県に出された警告は、この府県以外にもありうる、と考えると、ライブビューイング中止はしかたなかったと言える。完売していた札幌も危険だっただろうし、東京なんかものすごく隠蔽しているから一番危ない(都内は南大沢以外すべて完売だった)。

というわけで、スカパー環境ないので見られないのはすごく残念だけど、ライブビューイング中止には大いに納得できました。

さて、昨日と今日はプチお花見。
近所の桜はもう満開。ここはいつも一番早いのだけど。



近くの公園も花盛り。

桜島大根の花。

カリフラワーの花。

ブロッコリーの花。

プルーンの花(ではなかったかもしれない)。

これは何だったかな?

羽ばたく鳥。

飛んでいくダイサギ。

ダイサギが降りたところにアオサギがいた。

今日。谷中の桜。




谷中はふだんより人が多かったです。谷中でこれだから上野公園はすごい人出ではないだろうか。ライブビューイングより危険だと思う。やっぱり都内の公園は危険度高そう。